上北森林組合は、地域の貴重な森林資源を有効に活用しながら地域へ還元し、地域林業の活性化を図るため常に時代に沿った施業に取り組みながら森林の育成を行っています。
苗木生産・植付・海岸防災林・治山事業・下刈・枝打・除伐・間伐・伐採とその何十年に及ぶ作業は、ふるさとの美しい山並みとたたずまいを作り上げる作業でもあります。
また、手入れの行き届いた森林は、水資源の確保や国土の保全、地球温暖化の防止など私たち人類の健康的な生活になくてはならない貴重な財産でもあります。
自然を相手に、自然の力を知り、自然にかなったやり方で、十和田杉が誕生します。その作業工程の中では、常に自然との共生を考えながら、環境に優しい林業を実践しています。
作業の効率化と環境保全の両立を図るために高性能林業機械を導入し、低コストと高能率化を両立することが出来ました。
また、生産された木材は山元において良質材と低質材に分類され、良質材は加工部門に、低質材はそのままオガ粉加工施設へ搬入するなど、徹底して無駄を省いたシステムを確立しています。
このように長期にわたる品質管理が、高品質な製品の提供につながっています。
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